Yahooオークションで「お金を払ったのに商品が届かない」ということがないよう、どのようなことに注意すれば良いのか私の経験で説明します。
評価が少ない人、30以下の人は気をつける
オークションでは出品・落札する度に、取引相手を評価するシステムがあります。
画面を見ると以下のように数値がありす。
ここの数値は「非常に良い」「良い」を1ポイントとし、「悪い」「非常に悪い」をマイナス1ポイントとして合計の数値を表示しています。この数字がマイナスなんて人は問題外です。こんな人から購入してはいけません。ではどのくいからが望ましいのか?特に基準はありませんが、初心者の方は最低30以上、出来れば50以上の人が良いと思います。慣れてくれば気にしなくてもわかると思いますが、最初はこのくらいを目安にしたほうが良いでしょう。
詐欺をする人はこの評価を知人と架空取引して実際には取引していない「良い」の評価をつけたりします。しかしその評価、無限にプラスにすることは出来ません。知人にお願いしてもその数も限度がありますし、詐欺をすればYahooに通報され、利用者権限を剥奪されてしまいます。一度剥奪されれば評価も最初からやり直しになるので、評価を0からはじめなければならなくなります。
このような理由で初心者の方はある程度最初は評価の高い人から購入するほうが良いと思います。
明確にいくつ以上なら良いということはありませんが、私個人の経験の値としては、架空のポイントがついていると見られる人は多くても30ポイント以下でした。
-
評価の数字をクリックすると、さらに具体的に「良い」の数や「悪い」の数を見ることが出来ます。
取引量が多ければどんなに「悪い」があっても「良い」の評価が多くなってしまうのです。例えば「悪い」が50あったとしても、「良い」か1000あると、トータルで950の評価ポイントとなります。数字だけ見ればとても良い人に見えるのですが、実際「悪い」が50もある人はとても問題だと思います。
約束の期日に商品が届かなかったり、出品している物と違うものが届いてしまったり、連絡が通じなかったりという感じです。つまり出品者がだらしないと言うことが考えられるんです。こんな人と取引すると嫌な目に会うことが予想できます。
悪い評価がひとつやふたつなら評価した側にも問題があったりしますし、行き違いの結果ということもあります。ですが何度もあるとやはりその人自身に問題があるのだと思います。そんなこともあって私は「悪い」が5つ以上ある人とは取引しないことにしているんです。
ただ「悪い」の評価もその内容によって仕方ない場合もありますので、どんなコメントがあるか確認したほうがいいです。最近ではオークションの出品者が理由があって一度落札した商品をキャンセルした場合などに、相手ではなくYahooによって強制的にマイナス評価がついてしまう仕組みになっています。
実際コメントを見るとそれがわかりますが、このようなマイナスポイントはマイナスとは考えられませんので私は「悪い」のポイントとして見ないようにしています。
「詳細」をクリックすると評価コメントを確認できます。 |
■通常の「悪い」の評価 これはよく読んで出品者の悪い癖を把握します。
■Yahooにつけられた「悪い」の評価 これは対象と考えません
-
取引相手の評価を見る場合、取引相手を「悪い」と評価している人の評価を見ることが出来ます。
例えばこの人に「悪い」をつけた人はどんな人か見る場合、「この詳細」をクリックします。 | |
この部分をクリックするとこの評価をしている人の評価を見ることが出来ます。 | |
見ると「悪い」が20もあります。この人コメントも散々でした。つまり評価したこの人自身に問題があると判断できます。 |
-
例えばある商品を落札しようと思い、出品者の評価を見たら、いくつか「悪い」があったとします。その内容を確認したら他の人は良いコメントばかりでした。このような場合「悪い」と評価した人自体に問題があることがあります。このような時、評価した人の評価を確認することでどちらに問題があるか参考にすることが出来ます。
また@でも説明しましたが、詐欺を働く人は自分の評価を上げるため、仲間に頼んで自分の評価を付けてもらいます。その評価は多くても30くらいです。その人を評価した人もみんな仲間と考えられるので、評価した人の評価の数もだいたい30以下の人がほとんどと言うことになるのです。もし取引しようとしている相手に不安を感じた場合、その相手を評価の中身を確認し、その人を評価している人の評価が全員30以下くらいであった場合、私はその人から何も買わないようにしています。
-
詐欺ではありませんが、よく「届いたものが思っていたものと違う」という話を聞きます。例えば届いたものが使えるけキズモノであったり、画面で見ていた色と違ったり、ちょっとした行き違いや思い違いです。
やはり個人売買が基本ですのでお店で新品を購入するようなわけにはいきません。通常は商品について説明が商品ページに書いてあります。物を見る感覚は個人差がありますので、同じ商品、同じ説明を見ても「これなら良い」と思う人もいれば「こんなの全然ダメ」と思う人もいるのです。ですからそのような事がないように、評価とあわせて商品説明はしっかり見ておいた方が良いです。
中には「壊れているもの」を出品している人もいます。壊れていても欲しい人もいるからです。このような場合「返品は受けませんよ」という意味で、「ノークレーム、ノーリターン」等と記載してある場合もあります。これは「何があっても返品は受けません」という意味です。もちろん明らかに写真や説明と違うものが送られてくれば別ですが「思っていたものと違った」という都合は一切聞いてもらえません。 ということでオークションをはじめて最初のうちは、失敗しても良いくらいの安いものから購入することをお勧めします。
また神経質な人はオークションで中古品を買うこと自体避けたほうが良いでしょう。ちょっとしたことが気になるようであれば自分も気分を害しますが、相手にも迷惑です。
ちなみに私はこれまで「思ったものと違った」ということは一度もありませんでした。というのももともと個人売買の中古品に一流店のような商品や対応など、過大な期待をしていませんので。昔からオークションをしている人にとっては中古品に過大な期待するほうがおかしいですけどね。あくまでも商品説明に書いてある通りのものという取り方をします。
-
オークションでは商品説明を読んでもまだ疑問が残ってしまう場合があります。このような場合、出品者に質問することが出来ます。また、他の人がした質問とその回答も見ることが出来ます。後でトラブルにならないように、出来るだけ疑問点は先に聞いておいたほうが良いでしょう。もしこの問い合わせに対する対応で相手の人柄などを判断することもできますし。
私はめったに質問はしませんが、質問に対して回答してくれない場合は入札に参加しないことにしています。
質問は商品説明画面を下にスクロールしていくと「出品者への質問」という場所がありますのでクリックします。すると下記のような画面が表示されます。
-
たまに自己紹介欄に重要なことを書いてある人がいます。例えば商品についての注意書きや届くまでの期間、その他取引条件などが書いてあり、後でトラブルになったとき「自己紹介欄に書いてある」などと勝手なことを言う人もいます。
私はあまり気にしたことはありませんが、最初のうちは一応確認したほうが良いでしょう。
自己紹介欄は出品者のIDをクリックしてから「自己紹介」をクリックします。
↓
-
オークションを見ているうちに、一度はブランド物にたどりつくと思います。ジュエリー、時計など様々なブランド物が出品されています。その中で、新品でありながら異常な激安金額のものがあります。例えば超一流ブランド時計が通常50万円するものが12000円とか。写真を見る限り本物みたいにきれいに見えるのですがまず偽物です。慣れればわかりますが、このようなものは売るほうも意図的に偽物だと分かるように売っていますし、買うほうも偽物だと分かっていて買います。ただし堂々と「偽物です」と説明すると犯罪ですのでそうは書きません。雰囲気で分かってくださいと言わんばかりに売っています。これらは慣れてくればすぐに分かります。ちなみに偽物は販売するのも購入するのも犯罪です。Yahoo側でもいろいろと対策は練っていて、以前よりはかなり減りましたが、まだまだそれなりに偽物を販売しています。
私はオークションでブランド物は一切購入しないことにしています。