プレゼントをくれない男性
男性にとって付き合い慣れた相手とのプレゼントのやりとりは面倒に感じます。
女性からするとその態度は「もう愛情がないのかな?」と思うかもしれません。
ただ男性のその面倒さ加減には二種類あります。
本当に好意がない場合と、ただの好意を通り越して信頼に変わってる場合です。
男性は比較的、付き合い始めの頃はプレゼントをいろいろくれたり、
あちこち連れて行ってくれたりして気を使ってくれますが、慣れてくるとそういうことがなくなったりします。
これが女性から見ると不安の原因になることもあるでしょう。
最初の頃いろいろと気を使ってくれるのは、まだ相手との間に気持ちの壁があると感じている時です。
相手との気持ちの壁があると感じている時はその壁を少しでも取り去ろうと相手に気を使います。
壁があるからもしかしたら離れてしまうかもしれない。今のうちにもっと自分に引き寄せておかなければ・・・
と思っています。
初対面の相手に必死に自分をアピールする感じです。
それに対して慣れてくるとこの壁がなくなってきて安心してしまいます。
壁がなくなって安心するとそれまでしていた気遣いが少なくなります。
すると相手に遠慮しなくなり、失礼なことも平気で言うようになります。
壁がなく分かり合える関係なので冗談が冗談として通じる相手であると認識しているからです。
つまり男性が気遣いする相手はあまり仲良くないと認識している相手です。
相手との間に壁があると感じる相手には気遣いがありますが、壁がない相手には気遣いはありません。
「気遣いがない」=「愛情がない」ではなく、
「気遣いがない」=「心の壁がない」のです。
そして男性を意図的に振り回す女性はこのあたりをうまく使います。
相手が「そろそろ大丈夫だな」と思ったころに突然冷たくなったりします。これによってなくなりかけた壁を作り出したりして相手が自分に気遣いをするよう仕向けます。相手は気を使わなければ自分から離れていくのではないかと不安になるので一生懸命気遣いします。
しかし相手がそれになれていると「ほったらかし」にされるので諸刃の剣でもあります。
もし「昔はいろいろしてくれたのに・・・」と思っていたら、それは「心の壁がなくなっている」証拠なのです。
男性は付き合う前とか、付き合い始めころは言いことばかり言いますが、これがその理由です。
最初から調子が良いことばかり言う男性はあまり信用できないというのも、この「心の壁」がなくなったときのギャップが大きいからです。
ただ最初から何もしてくれない場合は元々脈がありません。
また、最初のうちにいろいろしてくれていたがいつの間にか貢ぐようになっている場合も要注意です。