リサイクルショップに何かを売るとき、何が一番のポイントになるか考えてみてください。
買い取る側の心理としては、とにかく「売れるもの」が欲しいのです。
では「売れるも」のとは何でしょうか
例えば皆さんは書店や洋服屋さんで何かを購入するとき奥の方から商品を取り出す人を見たことありませんか?
なぜそんなことをするのか?同じ商品を買うにも少しでも「きれい」な方が良いからです。
中古品ならなおさらです。
新品でさえもなるべく人の手に触れていないものを欲しがるのです。
中古品ならさらに綺麗な商品の方が好まれやすいのです。
そして中古品の「きれいな商品」とは、できるだけ新品に近い状態を指すのです。
買い取る側の目を通して、その先でさらにそれを購入する客の目線で考えると分かりやすいと思います。
その先にいる客・・・実は自分のことだったりするのです。
自分が買う側だったらどうすれば買いたいと思うのか?を考えれば分かりやすいと思います。
■見た目はきれいに
見た目はもちろん綺麗にしておく必要があります。できるだけふき取れるものはふき取り、見た目を綺麗にするだけで大分印象が異なります。出来る限りきれいにたほうが買い取り価格は高くなるでしょう。
■年式は新しい方が高い
一部の骨董品を除いて、通常なら古いものは安くなります。ですから「後でいいや」と思っているうちに売却価格はどんどん下がっていくのです。どうせ売るときめたならできるだけ早い方が良いでしょう。商品によっては一ヶ月で値段が変わります。
■説明書・箱などは出来るだけ付ける
新品購入時に付属でついていた説明書、保証書、商品を入れる箱などがあればできる限り付けた方が良いでしょう。ひとつ欠けるだけでも結構値段が変わります。それらのものがそろっているということは、購入者から見るとやはり新品に近いというイメージになりやすいのです。もしあなたが中古のプレイステーションを購入するとき、むき出しで箱にも入らず置いてあるものならかなり安くなければ買わないと思います。
■季節に合った商品を売る
「できるだけ早く」とは行ったものの、例えば真夏にスキー板を売ろうとしても、買取る側は売れるまで当分待たなければならず、さらに置き場所にも困ってしまいます。半年後に売ろうとしたら、値段が随分下がって売れないなんてこともあります。そのような事を考えると買取る側はそのリスク分まで考えて値段を付けることになります。それよりは冬のものは冬、夏のものは夏、出来れば少し前くらいが一番高く売れる時期でしょう。例えばランドセルなどは入学式までに必要なものなので、入学式を過ぎたとたんに安くなってしまうと思います。
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