ロスカットとは、損をしていても株を売却する行為です。
「初心者が損するパターン」にはまらないためにはロスカットの設定は鉄則です。
どんなに損していてもそれ以上損失を増やさない為に必要な行為です。
もしかしたら泣く泣く売った銘柄は、売った後に値上がりするかもしれません。
しかし「もしかしたら・・」とそう思ってしまうからいつまでも売れないまま損失が大きくなっていくのです。
「これだけ落ちたんだからそろそろ上がるだろう?」
なんて思っているととんでもない目にあいます。
買ったときの半額になってもまだまだ落ちます。
株は平気で10分の1とかになってしまいます。
そして不思議と業績が良くても相場が悪ければ株価は落ちていくのです。
ですからよくわからないまま下がり続ける銘柄を保持するのは自ら損失を大きくしていく行為と言えるでしょう。
ですからロスカットは絶対に必要です。
ロスカットの考え方は人によってさまざまです。 金額でマイナス○○円になったらロスカット、マイナス○%になったらロスカットなど、その人によって決め方は異なりますが、一番よくある悪いパターンが、例えば300円の銘柄を購入し、290円を割ったらロスカットすると決めておいたのに、その時になったら「やっぱり280円まで待つ」という感じで金額をその都度変えてしまう行為です。 |
これではロスカットになりません。
損する人のほぼ全員がこれをやります。
ほぼ全員が損するということはこれをやるとかなりの確率で損するということなのです。
これを肝に銘じてロスカットルールは絶対に守った方が良いでしょう。
ではどんな時にロスカットするのか?
その答えは「予想が外れたとき」です。
株は買う前に事前に予測が必要です。買う前に上がるならどこまで上がるのか?下がるならどこまで下がるのか?を予測しておく必要があります。この予測がなければどこで売って良いのかわからないのでずっと保持し続けることになります。たとえ予測がはずれても繰り返していくうちに予測が正確になっていきます。
そしてその予測の範囲を超えて値段が下がったときこそがロスカットのタイミングなのです。
ということはロスカットが絶対に必要ということは、同時に予測が絶対に必要ということなのです。
予測もせずに株を購入してしまうとどちらに動いても身動きがとれず、結局損するまで保持して塩漬け株になってしまうのです。とにかく絶対に予測をはずれたらロスカットです。
毎日下がり続ける株が明日上がる確率は?一週間後に上がる確率は?一か月後に上がる確率は?
それがわからないなら売りましょう。
では予測を立てるためにはどのうよな考え方をすれば良いのでしょうか?どんな基準で予測すれば良いのでしょうか?
初心者の方向けの話ですが、「損しない投資手法」をご覧ください。