基礎知識 結局金利はいくらになる?
住宅ローンは数千万円単位の金額を分割払いする大きな金額の買い物です。
分割で支払うということは、当然分割で支払う為の手数料が発生します。
いわゆる「金利」というものです。「年○%」という支払い利息です。
当然のことながらローン総額が増えれば金利も増えます。
住宅ローンを「どこでも大差ない」と考えている人は多くいます。
その中でも一番単純な間違いがこの金利のことです。皆さん頭ではわかっているんです。
■ 「年○%」
まずは一番単純な間違いを説明します。
例えば3000万円の住宅ローンを金利3%で組んだとき、その金利は3000万円の3%だと思っている場合です。つまり3000万円の3%ですので、90万円だと思っている人がいます。
とんでもない間違いですがそう思っている人も実際いるんです。
また、そこまで単純には考えていないまでも、それほど変わらないと思っている方も多いのにも驚きました。毎年かかるものということは頭ではわかっているにしても、先ほどの金額がちょっと増える程度、それが数十年と言う単位で分割されていくものだと思っている人も多いのです。面倒くさがりな人はあまり深く考えようとしませんがまさか想像と現実がこんなにも違うとは思っていないかもしれません。
では実際にはいくらになるのか?
もし2000万円の住宅ローンを金利3%、25年返済、ボーナス払い無しで支払った場合の金利はいくらになるか?手数料や団信などを考慮せずに単純に計算しても、その合計は金利だけで 8,452,678円 になります。
つまり返済総額は 28,452,678円 になります。800万円以上の金利を支払うことになるのです。先ほどの説明でいう90万円とは10倍近くの差になりますね。では3000万円の住宅ローンの場合はいくらになるでしょうか?
3000万円のローン ⇒ 金利だけで 12,679,018円 返済の総額は 42,679,018円 になります。
金利だけで1200万円以上を支払うことになります。元金が2000万円か3000万円かによって住宅ローンを「どこも大差ない」と簡単に考えている人は、これだけの金額を支払うことになるとは思っていない人が多いのではないでしょうか?
このサイトでは皆さんに、この金利を限りなくゼロに近づける方法、そしてさらには住宅ローンを組むことでローン金額以上に支払い総額を下げてしまう方法などについて説明します。
「ローン金額以上に支払い総額を下げる?3000万円の住宅ローンを組んで支払い総額が3000万円以下になるってことか?そんなおかしな話があるのか?」
・・・実はあるんです。
もちろん全ての人が出来るというわけではありませんが、少なくとも普通に住宅ローンを組むよりはかなり多くの金利を節約できると思います。
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