預金連動型住宅ローンを借入れ、その預金を外貨預金にすることで金利差益を得ることで住宅ローンを組むと得することは説明いたしました。
しかしそれよもりさらに得してリスクも少ない方法があります。
勘違いされてはいけないので先に言っておきますが、私はFXそのものを推奨しているわけでありません。
FXの仕組みを利用することで預金連動型住宅ローンの仕組みをさらに有利にする方法があると言いたいのです。
このＦＸと住宅ローンがどんな関係にあるのか？経験のある方ならわかると思います。
簡単に言うと、
外貨預金でやることを、ＦＸでやれば良いのです。
一言で言うとその方がメリットが多く、リスクが少ないのです。
手数料は圧倒的に安く、いつでも自由に外貨と円が交換でき、金利も毎日貰えます。
しかも必要な資金の何分の一かあれば外貨が買えるのです。
こんなのがあると外貨預金なんて意味ないのではないかと思います。
ＦＸは簡単に言うと外貨預金と同じで外貨を購入できます。
そしてもちろん金利も付きます。
では何が得か？というとまず手数料が無料なのです。
普通の外貨預金の場合、手数料が通常レートに1円以上乗せられます。
例えば米ドルが１ドル１００円のとき、１万ドルの米ドルを買おうとすれば、１００万円ではなく１０１万円になるということです。
そしてその米ドルをまた円に戻すと、１００万円ではなく９９万円になってしまうのです。
もし１０００万円を外貨預金にしたときには、手数料だけで往復２０万円もとられてしまいます。
これじゃせっかく利息がついても手数料でかなり持っていかれてしまいます。
しかもその日の換算レートは実際のレートよりも少し高めに計算されていますので、実際にはもう少し大きな金額をとられます。
しかしＦＸを利用して同じ事をすると手数料が無料になるのです。
つまり米ドルが１ドル１００円のとき、１万ドルの米ドルを買おうとすれば、そのまま１００万円で買え、さらに元に戻す時もそのまま１００万円に戻せるのです。
もし外貨預金にしていると、レートが悪くなって一旦日本円に戻そうとすると、その度にこの手数料がとられます。 ですからむやみに円に戻したり、ドルにしたりしていると都度手数料がかかり、その金額だけでもばかになりません。しかしＦＸならいつでも好きなときに日本円に戻したり、また外貨にしたりできるのです。
FX会社は手数料のかわりにスプレットというものがあり、細かい話を抜きますが、それが手数料の代わりになります。それもせいぜい200円とか50円とか10円とかそういう金額です。
しかしここで一つ疑問になることがあります。
預金連動型はその銀行に預金しておく分の金利がかからないので、ＦＸをするときも預金連動型住宅ローンを組んだ銀行を通してしなければならないのでは？もしその銀行がＦＸサービスを提供していなかったら？
ご心配には及びません。
ここがＦＸ良いところなのです。
普通の外貨預金で米ドル１万ドルを買いたい場合、米ドルが１ドル１００円のときなら日本円で約１００万円必要になります。しかしＦＸではせいぜい１０万円あれば米ドル１万ドルが買えるのです。
ＦＸにはレバレッジというものがあります。
レバレッジを簡単に説明すると、もしレバレッジが100倍だったとすると、1万円あれば100万円分の取引ができるというこです。
ということは100万円分の取引をする場合、レバレッジが2倍なら50万円必要ですし、10倍なら10万円必要です。そして最近では100倍以上のレバレッジをかけられる業者が増えてきましたので、最近では1万円からFXができるようになったのです。
しかし注意点があります。
もし１ドル１００円のとき、１万円で米ドル１万ドル買った後、１ドル９９円になってしまうと、丁度１万円損したことになります。この時、ＦＸの場合は強制的に決済され、日本円に戻されてしまいます。
※実際にはぎりぎりになる手前で決済されます。詳しくは取引業者の説明をご覧ください。
つまりギリギリの金額だけを入れておくと、ちょっとしたレートの変動で強制的に日本円に戻されてしまうのです。
これを回避する方法としては簡単です。
購入する外貨に必要な日本円の１／１０程度を入れておけばよいのです。
こうすれば、１ドル１００円の時に一万ドル買った場合、１ドル９０円くらいになるまではそのまま耐えられます。
それでも心配な方は１／５とか１／３とか入れておけばまず間違いないでしょう。
米ドルでは心配な方はユーロやスイスフラン、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、イギリスポンド、南アフリカランドなど様々な通貨が購入できます。おそらくこれから先は、米ドル以外の方が良いでしょう。
FXの口座開設にはお金はかかりません。むしろ口座開設でお金をもらえてしまいます。
そして金利も毎日もらえます。外貨預金のように何か月かに一回ではありません。
正直FXがある現在、外貨預金の価値なんてあるのかな？と不思議に思います。
ＦＸの詳しいやり方についてはこちらをご覧ください。