各国のマッサージ事情

人件費が安い国ではマッサージが安い

私は物価が安い国では必ずマッサージに行きます。その国々によって金額・事情は異なります。各国ともにツアー会社に申し込むと当然高い料金を請求されますが、自分で行けば非常に安い料金でマッサージが受けられます。そこで各国のマッサージ事情をご紹介します。物価が日本とそれほど変わらない国ではマッサージ代金もそれほど変わりません。

タイ・バンコク

バンコク市内にはタイ式マッサージ店が街中の至る所にある。１時間250B(750円程度)～基本は２時間がおススメ。２時間で(350B)1000円程度から。場所・店によっては倍くらいになる。チップは50B～100B(150円～300円程度)が目安。自分から出向いて行くのが基本で、はじめて見る人にとってはあやしく見えるが基本的には何も問題ない。不安な人はマッサージ代金とチップ代のみを持参して手ぶらで行く事をお勧めします。トゥクトゥクの運転手に連れて行かれるような店は高額な料金を請求されるので注意が必要。
　タイ式、フット、オイル、アロマなどがある。技術は個人差があり強さも言えば加減してくれる。全体的にマッサージ好きな人には満足度が高い。
　私のお気に入りはKing's Body Massageというパッポンから近いところでスリウォン通りから入った近く。ここはほとんど誰でも上手。今まで知人に聞いてもハズレがいない。しかも２時間330バーツと安い。午前中が空いていて腕の良い人が多いので特におススメ。ちなみにガイドブックにはよく隣のスリウォンボディマッサージや有馬温泉が掲載されている。

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有馬温泉は有名だがKing's Body Massageの方を好む人もかなり多い。ただし肩のツボを押して欲しい人にはタイ式マッサージは全般的に少し不満が残ることがある。この場合日本式のツボ押しマッサージを受けたい場合はBTSトンロー駅から150メートルのところにある「もみや」もある。いろんなところに広告が出ている。など90分350バーツで意外と満足度が高い。日本人経営者が店内にいて、一部の店員も日本語が通じる。


インドネシア・バリ島

　クタ・レギャン・ウブドなど、街中では１時間400円程度で受けられる。チップは100円程度で良い。旅行会社の現地ツアーの冊子などに多数広告があるのが１時間2000円程度。ホテルまで送り迎えしてくれる。フット、ボディ、オイル、アロマ、タイ式などがあり、技術は個人差があり、強さも言えば加減してくれる。ボディマッサージは指圧に近い。良い人にあたると満足度は高い。

ベトナム・ホーチミン

　マッサージ好きに残念な国。特に肩のマッサージに満足しない。店の名前に「○○フットマッサージ」と名がつくところが多いが基本的に全身やってくれる。１時間チップ込みで11～15ドル程度。70分、90分、120分とコースはいろいろ。チップとサービス料は別の店が多い。チップをいくら払うかで揉める事もあるので、揉めるのがいやならチップ込みの店が安心。有名な店としては「ロイヤルフットマッサージ」チップ別で70分7ドル。チップは2～3ドル程度でよい。「ゴールデンロータスフットマッサージ」チップ込みで90分13ドル。いずれもガイドブックの掲載されている。ベトナムスケッチにいって無料情報誌をもらっても良い。ベンタイン市場周辺の周りにも FootMassageSalon137等もある。
　ちなみに「ゴールデンロータスフットマッサージ」は満足度が高かったが、その姉妹店で新しくできた「ゴールデン・ロータス・スパ&マッサージ」は予約して時間通りに行ったのに30分待つよう言われ、待っている間少し外に散歩に出て戻ってくるとさらに10分待てと言われ、着替えて待つこと10分後にさらに10分待つよう言われ、そこから時間になっても何も言われずにさらに10分待たされた。つまり予約していったのに１時間待たされました。外に散歩に出ていた時に違う客が来て、客を逃したくないからそちらを優先してしまったようです。
　チップ別料金の場合は高額なチップを要求されることもしばしばある。ホテルに付属しているマッサージはチップだけで15ドルくらい要求されるのであまりお勧めできない。
　また、バックパッカーが多いデタム通り界隈にもマッサージ店は数多くあり、ボディマッサージなどがメニューにある店もあるがオイルマッサージのような感じでやはり肩の満足度は変わらない。
　そのデタム通りから歩いて5分くらい、ファングーラオ通りの端のタイビン市場の目の前には盲人学校のマッサージがあり激安。こちらはボディマッサージ中心。扇風機のみの部屋とエアコン付きの部屋があり、扇風機の部屋で１時間40000ドン(200円程度)、エアコンの部屋で50000ドン(250円程度)でチップの要求はされない。ただしチップは自発的に10000ドン(50円)～20000ドン(100円)程度をあげたい。決してきれいとは言えないのでリゾート気分の人はに不向きだが、気にならない人なら問題ない。テクニックの個人差は大きく、私はホーチミンで満足度No1と不満足度No1の両方をここで味わった。
　盲人学校のマッサージについては情報が少ないので↓に詳細を記載してあります。
ホーチミン・ファングーラオ通り・タイビン市場の盲人支援施設のマッサージ


マレーシア・クアラルンプール

　屋台街のジャランアロー通りと並行している１つ隣の通り、ブキッビンタン通りにマッサージ屋さんがひしめく一角がある。１時間確か2000円くらいだった。チップの習慣はないので不要だが、満足度が高い時などにあげると喜ぶ。この国は中華系・マレー系・インド系が明確に分かれている国で一番駅側に近い中華系の店は上手だった。その他の店はそれほどでもなかった。基本的に指圧。やはり個人差がある。店の前でメニュー表を持ってたくさんの呼び込みをしている。↓このあたり

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